「全国持続可能性市町村リスト」の詳細情報を公表しました。
「全国持続可能性市町村リスト」とは
この度、「一般社団法人持続可能な地域社会総合研究所」(2017年4月設立)では、全国の全市町村について、 独自開発の分析プログラムにより、2010年代前半の人口動態の現状と今後の人口予測ならびに長期的な人口安定化に 必要な定住増加目標を明らかにしました。「市町村消滅論」が発表され3年、今まで条件不利と見られてきた離島や山間地域から、 人口取り戻しの「狼煙」が上がっています。今後の田園回帰の加速と市町村同士の学び合いを願い、「全国持続可能性市町村リスト」の詳細情報を公表します。
分析・公表の目的
- 全国的な最新人口動態を共有し、田園回帰等、今後望まれる地方創生政策を具体的なデータに基づき検討するため。
- 縁辺性の高い離島・山間地域等での社会増等も注目され、市町村がお互いに成果と手法を学び合いを進めるため。
- 自治体で人口安定化に必要な定住増加等の目標を明らかにし、今後の分野ごと・地区ごとの具体的取り組みを展開するため。
詳細情報に含まれる項目
市町村毎に以下の項目等が含まれています。- · 2010~2015年 人口増減
- · 2010~2015年 4歳以下増減
- · 2010~2015年 小学生増減
- · 2010~2015年 10代後半~20代前半流出率
- · 2010~2015年 30代コーホート変化率
- · 2010~2015年 実質社会増減
- · 2045年 予測人口
- · 2015~2045年 人口増減
- · 2015~2045年 4歳以下増減
- · 2015~2045年 30代増減
- · 2045年時人口維持に必要な定住増加人数(人口比)
- · 2045年時子ども数維持に必要な定住増加人数(人口比)
- · 2045年時総合的人口安定化に必要な定住増加人数(人口比)
詳細データのダウンロード
県をクリックするとExcel形式でダウンロードが開始されます。※福島県の一部の市町村については、福島第一原発事故に伴う避難により、人口動態及び、今後の推移を見通すことが困難な状況にあります。 そのため避難地域に指定されている市町村は一覧表から一時的に除外して公表しています。
今後、必要に応じて関係機関とも協議し、避難地域に指定されている市町村の分析も検討していきます。
全体概要(PDF)
解説・結果(PDF)
参考資料【主要リストとグラフ】(EXCEL)
市町村支援メニュー
「一般社団法人 持続可能な地域社会総合研究所」では地域人口分析・予測シミュレーションの支援業務も実施しております。市町村全体だけでなく、小地域(旧市町村や学校区等)毎にも、地域人口の現状をわかりやすく分析し、 現行の推移が続いた場合の将来の人口予測だけでなく、 地域人口の安定化に向けて必要とされる定住増加人数や出生率向上、 若者の流出率抑制などの「処方箋」を具体的に算出します。
以下に支援メニューと価格を記します。
支援メニュー① 市町村分析シート(PDF)の送付
支援内容:
· 市町村全体の現状分析(市町村人口カルテ)
· 現行推移が続いた場合の将来人口予測
· 定住増加による安定化シナリオの提示
価格:1市 43,200円(税込み)、1町村 32,400円(税込み)
支援メニュー② 市町村シミュレーションシート・プログラム(Excel)版の送付
支援内容:
· 市町村全体の現状分析(解説付き)
· 現行推移が続いた場合の将来人口予測
· 定住増加による安定化シナリオの提示
· 定住増加・出生率向上・流出率抑制の総合的安定化シナリオの提示
※市町村様でシミュレーション内容の変更も可能です。
※年度単位で自由にシミュレーションに活用できます。
価格:1市 162,000円(税込み)、1町村 129,600円(税込み)
支援メニュー③ 小地域毎の分析・安定化シナリオの提示
支援内容:
支援メニュー②の内容に加えて、市町村を旧市町村・学校区等に分割し、小さな単位毎での分析・人口総合的安定化シナリオを提示いたします。
支援内容詳細と価格はこちらをご覧ください。
支援メニュー④ 講演会・報告会の開催
支援内容:
支援メニュー③の内容に加えて、分析・安定化シナリオ結果を踏まえ、専門家による講演会・報告会を実施致します。
支援内容詳細と価格はこちらをご覧ください。
<成果物の例>
成果物サンプルのダウンロード(PDF)
※現在、自治体全体および地区別の人口分析を共同研究している島根県邑南町の分析事例を紹介します。
お問い合わせ先
一般社団法人 持続可能な地域社会総合研究所
本件に関する市町村等の問い合わせ専用携帯番号:080-2891-3718